本日ご来店頂いたプジョー308SWのお客様です。
エアコンの効きにムラがあるとの事でしたので、早速施工前のチェックをしてみると吹出口温度は14〜15℃でした。
施工時の外気温は25℃で高圧側の圧力が1.0MPa前後でしたので基準値を下回っており、典型的なガス不足の状況です。
基本的にエアコンのコンプレッサーは作動と停止を繰り返しているので、常に同じ温度で送風している事はありませんが、ガス不足で冷却能力が低下すると振り幅が大きくなり体感でもムラがあると感じるようになります。
プジョー308SWのエアコンガス規定量は450±25gです。
今回は添加剤にはオプションの「ワコーズ パワーエアコンプラス(+¥4,500)」を注入して施工しました。
信頼と実績の国産ケミカル製品、ワコーケミカル製のエアコン用添加剤です。
施工結果は、規定量450gに対して回収量が230gでしたので、220gの不足状態でした。
予想通りかなりのガス不足の状態で、施工後は圧力を見ながら微調整して、施工前には
15℃だった吹出口温度は8℃まで下がりました!
パワーエアコンプラスの効果もあり、マイナス7℃という結果が出ました。
エアコンが修理となってしまうと輸入車の場合は割高になる事が多いので、事前のメンテナンスで故障のリスクを減らすことが重要です。
ルール上でエアコン設備が必須であるルマン24時間レースでも活躍したSNAP-ONのデュアルプロは、エアコンメンテナンスでは最上級のマシンです。
その施工効果は4年以上持続しますので、長い目でみればとても低コストなメンテナンスです。
愛車に長く乗る予定の方にはデュアルプロ施工をおすすめします!
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